三朝温泉ランキング > 三朝温泉とは

三朝温泉は、鳥取県のほぼ中央、鳥取県東伯郡三朝町にある温泉地です。その歴史は古く、1163年に源頼朝の家臣・大久保左馬之祐により命を救われた白狼が、温泉のありかを伝えたという伝説が伝わっています。

町の中心を流れる三徳川の両岸に温泉旅館が立ち並び、三朝橋を中心に大きくはありませんがどことなく懐かしい情緒のある温泉街が広がります。

河原にある混浴の温泉「河原の湯」は、源泉掛け流しの温泉を清流の眺めを間近にゆっくりと入浴を楽しむことができます。また温泉街から少し離れた場所には三朝温泉の起源でもある元湯「株湯」があり、どちらも三朝温泉のシンボル的なお風呂です。

三朝温泉の泉質は、世界でも有数のラジウム含有量を誇るラドン温泉(ラジウム泉)です。ラジウムは放射線の一種であり、「身体に悪い影響があるのでは?」と不安になられるかたもいらっしゃるかもしれませんが、それは全くの誤解で近年の研究では、ラドンのようにごく微量の放射能は、害を与えるよりむしろ健康増進に効果があると解明されています。

一般的な温泉は、浸かったり飲んだりする事で温泉の効があるとされていますが、ラジウム泉は更に呼吸による吸引によっても効能があると言われています。これをホルシミス効果と言い、新陳代謝が活発になり、自己治癒能力や免疫力が高まります。

そもそも「三朝」の名は、三泊して三回朝を迎えると、どんな難病もたちどころに良くなるというところから付いたと言われるくらい「浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし」と高い温泉効果で心身ともに癒してくれる西日本屈指の温泉です。

効能 気管支炎、肺気腫、慢性気管支炎、関節リュウマチ、変形性関節症、肩凝り、腰痛、神経痛、高血圧、糖尿病、痛風、慢性消化器病、肝臓疾患、胆道疾患、冷え性、婦人病、アトピー性皮膚炎、美肌効果、疲労回復、ストレス解消
禁忌症 急性疾患、重い心臓病、腎不全

非常に効能豊かなお湯だけに、湯治場としても非常に人気が高く、温泉街にある旅館は、観光向けのみならず連泊向けの湯治用のプランが用意されていたり、長期滞在者向けの旅館や自炊宿もあり多くの人々が様々な目的で訪れています。